高齢者は、機能を改善させることがなかなか難しいです。そんな中で、自分の立てたケアプランのもと、支援を受けながら、疾患や機能が改善していくと、やっていて良かったなぁと思います。
介護保険の福祉サービス(デイサービスや訪問介護、福祉用具など)を利用したい方に、適切なサービスを提案することです。
ご依頼があると、まずは、本人にお会いして、色々な情報を聞きます。アセスメントと言って、家族構成とか、病歴とか、住宅環境等をヒアリングします。これらは直接、本人の介護支援に関わるので、分かりやすいです。
その他に、生活歴や趣味や特技なんかも聞いたりします。これが結構重要で、本人の生活の日々の目標や活力に繋がったりします。
今までやってきたことを、以前と同じようには、することができない。それでも、少しずつだったり、支援を受けながら行うことで、その人らしい生活が見えてくるし、本人の生きる力やリハビリに繋がったりします。
「リハビリをして少しずつ歩けるようになる」という身近な目標も大切ですが、その人のバックグラウンドを知って、それを1年後の目標にする。
例えば、「ゲートボール大会に出場する」とか、その人のモチベーションにつながるような将来の目標を立てます。
傾聴する力、国語力、調整能力とかかな。
まずは、人の話に耳を傾けることですね。やっぱり。相談業務には、欠かせないことだと思います。
色々な状況の方がいますよ。ご家族と仲良く暮らしている方もいれば、お一人で、物が溢れる中で生活している人もいる。
それぞれに、その人なりの理由というか、人生があるんですよね。それをくみ取って、できるだけ本人の意思を尊重するようにしています。
はい。文章にまとめる力が必要です。学校時代から、作文は大の苦手でしたので、大変です…。
支援を受ける人の情報を聞いて(アセスメント)、それを文章にし、そこから、その人なりの目標を立て、さらに、そのために必要な福祉サービスを考えて展開する。
でも、なんか、すごく難しく聞こえますが、基本のパターンがあって、この病気の対応は、このようにするっていう基本があります。
そして、その時の文章表現も、本に書いてあったりします。
最初は文例集を買ってきて、それを参考に、文章を真似て書くのがいいかなぁと思います。
本人、家族、支援者の意見が異なる場合、みんなの納得のいくように調整しないといけないです。
そんな時は、みんなの意見、言い分を必ず聞くようにしています。
そうすると、大体、誤解だったりとか、ちょっとしたボタンの掛け違いだったりするので、話し合い、誤解を解き、解決していきます。
簡単には行かないですけどね。
あとは、各種サービスの理解と、各事業所の特色を知ること。
この辺は、ケアマネを続けていると、知識として蓄えられてきて、「この人にはここがいいな!」みたいに、すぐに思いつくようになりますね。経験が大事です。
私も年齢が年齢なので、生涯学習だと思いながら、家でも、こつこつ調べながらやっています(笑)。
今は、色々特色のあるサービスが増えましたね。
私がケアマネを始めた(西暦)2000年当時、介護保険のサービスは、レスパイト型(お風呂に入って、レクレーションをする)のデイサービスと、訪問介護くらいしかなかったです。
今は、機能訓練に特化したデイサービス、パチンコができる所、温泉があったり、昔では想像できなかった所が増えていますね。
みなさん、(ケアマネ事業所に)営業に来られるので、すごいのが出来たなぁと思って、いつも感心したりしています。
すべての人を平等に見て、差別せず、一様に暖かく接し、施しをすることです。相談業務の基本の考え方に合致すると思います。
そのためにも、コミュニケーションですね。常にコミュニケーションを取り、全ての人の意見を聞き、考えが偏ることのないようにしています。
あと、ケアマネージャーは、その人に必要な介護保険のサービスを提案し、支援の輪を広げることなので、関わる方全てが良かったと思えるよう、人の和を大切にしています。
困難なケースを解決した時かな。
やっぱり、話を頂いた直後は、「これは大変だなー」と思います。
でも、とにかく行動に移し、色々な所に問い合わせることで、自然と解決方法が定まっていきます。それが、自分の力にもなるし、人脈も広がりますね。
パズルにも似ているかも。色々なサービスを知り、その特色を知り、それを頭の中でパズルのピースのように組み合わせて、パズルを完成させる。それが難しいほど、やりがいがあって。
高齢者は、機能を改善させることがなかなか難しいです。そんな中で、自分の立てたケアプランのもと、支援を受けながら、疾患や機能が改善していくと、やっていて良かったなぁと思います。
あと、やっぱり、直接「ありがとう!」と言って頂けるのが、単純に一番うれしいですね。人と関わる仕事なので、月並みだけど、やっぱりこれに尽きるかなぁ。
色々なことを積み重ねてきて、その人の人生があり、今の暮らしがある。
他の人の噂とか、今の生活の困難な状況とか、私達が傍から思うことは、本人にとって、重要でないかもしれない。
他の人と比較なんかできないし、一言で、良い、悪いなんて、言えない。
その人なりの人生があって、それに寄り添うことが大切だと思っています。
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常に電話をしていますね。そうやって相談に乗ることも、私たちの役割かな、と思っています。不安を抱えながら生活をしているので、その相談に乗ることも、大切な仕事の1つ …